競艇の優勝戦における枠番は、一般的に準優勝戦の順位で決定される。
予選順位が1位〜18位までの選手を選抜して準優勝戦を3レース行い、準優勝戦の1位と2位が優勝戦に駒を進めることができる。
しかし、準優勝戦はある意味、一発勝負だ。それに比べて、予選の順位はもっと多くのレースを走った結果で決まる。
どちらが優勝戦の結果に及ぼす影響が大きいのか、検証しなくては結論は出せないだろう。
先日、ひろなおとさんよりコメントをいただいた。準優勝戦の結果が1−2、1−2、1−2の時の優勝戦と、1−2、4−1、5−1の時の優勝戦では、2枠、3枠の予選順位が低いため、1−2よりも1−4、1−5の方が出やすくなるのでは? というご指摘だ。
全くごもっともなご指摘だと思うので、今回はそれを検証してみたいと思う。