一体、記念クラスのレーサーと一般戦クラスのレーサーでは、どれだけ実力に差が有るのだろうか?
記念ばかり走っているレーサーが一般戦を走ると、どれくらい1着を取れるのか?
以前、1コースで最も1着を取る確率が高い選手をランキング形式で統計的に分析した。
しかし、レースのグレードを考慮せず、強豪ばかり集まるSGやG1をメインに走っている選手に不利なのでは、というご指摘をいただいた。
というわけで、今回は記念と一般戦で別個にランキングを集計してみた。
先日、タカオさんからコメントをお寄せいただいた。
3コースで最も1着率が高い選手を集計した際、選手が出走したレースのグレードを全く考慮せず、全レースを対象に単純集計したが、レースのグレードを考慮すれば、違った集計結果になるのではないかというご指摘だった。
実際、2・3コースで最も1着率が高かったのが白石健選手だったが、SGではイマイチ活躍できていない。
SGばかり走っている選手の3コース1着率20%と、一般戦ばかり走っている選手の3コース1着率40%、どちらが実力があると言えるのだろうか?
同じ土俵で評価するには、どうやったらいいのか?
というわけで、今回はレースのグレードによる違いを除外して、選手の実力を評価する方法を検討してみたい。