回収率別に年間収支をシミュレーションしてみた


今回は、確率のばらつきを検証してみたいと思う。

もちろん、確率の収束には公式があって、どれくらいの確率だとどれくらいの試行回数でどれくらいの範囲に収まる、というのは出せる。しかし、その公式で出た答えではイマイチピンとこない。

ある回収率の買い方をした場合、年間収支がどんな感じで推移していくのか、どれくらいばらつくのかを、シミュレーションしてみることにした。

ちなみに、今回は競艇だけではなく、公営ギャンブル全般で共通するシミュレーションとなる。

 

方法

1ヶ月に50レース、年間600レースを購入すると仮定する。的中率は20%。まあ、一般的にはこのくらいが平均的かな、と思うのだが、どうでしょう?

ちなみに、この試行回数や的中率を変えると結果も大きく変わるので、注意していただきたい。

同じ条件で100回シミュレーションを行い、月ごとに収支を計算。年間を通して、100回行うとどれくらい結果がばらつくかを算出した。

購入金額は100円として計算した。

的中率が20%なので、回収率が100%の場合の平均配当は500円となる。110%の場合は平均配当が550円、90%の場合は450円が平均配当となる。

配当金は25%の誤差を与え、−12.5%〜+12.5%で一様に分布するようにした。

ちなみに、今回は競艇の実データは使わずに、単純な確率シミュレーションとする。

 

回収率100%の場合

 

まず最初は、長くやるとプラスマイナスゼロになるはずの、回収率100%をシミュレーションした。

 

回収率100%

勝ちと負けはやはり半々くらいだけど、結果には大きなばらつきがある。

プラスマイナス5000円くらいの範囲は普通に出るのがわかる。ちなみに、1レースにつき1000円購入の場合はばらつきも10倍になるので、50000円くらいは誤差の範囲と言える。

 

回収率75%の場合

次に、控除率と同じ回収率の場合。

回収率75%

勝てない!

年間600レースやると、年間収支がプラスになったケースは1件もなかった。もしあなたが年間600レース程度やっていて年間収支がプラスなら、少なくとも控除率には勝っているはずだ。

 

回収率82%の場合

 

お次は、二連単1−2を買い続けた場合の回収率、82%。

 

回収率82%

ほぼプラスマイナス0が1件だけあるものの、やはり負ける。

途中までプラスは若干数あるものの、最終的には全てマイナスになった。

 

回収率105%の場合

馬券で裁判になった卍氏の回収率は105%だったという。

105%って、どんな感じのばらつき方になるのだろうか?

 

回収率105%

年間でプラスになることが多いものの、それほど安定はしない感じだ。

辛抱が必要になるだろう。卍氏は途中結果を見ないようにしていたらしいが、確かに見ていたら信念が揺らぐかも知れない。

105%くらいだと、競艇だけで生活するのは厳しそうだ。3年連続でプラスにならないケースもあるだろう。

 

回収率110%、120%の場合

最後に、110%と120%のシミュレーション結果を行ってみる。

 

回収率110%

回収率120%

さすがに110%、120%にもなると、圧倒的に安定感が増している。

逆に言うと、回収率が120%くらいないと、競艇で生活するのは難しそうだ。

 

考察

年間通してプラスになるためには、おそらく最低でも90%くらいの回収率が必要になりそうだ。

90%〜110%くらいまでの間の回収率だと、本当に100%を超えているのか見極めるのに、5年10年くらいは必要だろう。

ただ、収支が原点付近をうろうろしているようなら、その買い方には何らかの理論的な根拠が含まれていると考えていいだろう。

600レースの試行は、確定まではできないものの、効果があるかどうかの見当をつけるには十分だと言えるかも知れない。

的中率20%、600レースのばらつき具合、何となく感じをつかんでいただけただろうか?

 

 


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