競艇の平均スタートには0.19の壁がある


今回は級別、勝ち点別にスタートタイミング(ST)を分析してみる。

一般的に言って、級(A1とかB2とか)が高いほど、STは早くなるだろう。どちらかと言うと、早いスタートが切れるからこそ、上の級に上がれる、と言ったほうが正しいのかも知れない。では、具体的にどれくらい違うのだろうか?

下の表に平均スタートタイミングをまとめてみた。

平均スタートタイミング

A1A2B1B2
平均ST0.1620.1750.1910.195

予想通り、上の級ほどSTが早くなっている。

A1〜B1まで、0.015くらいずつの差が有る。

それに対し、B1とB2の差はほとんど見られなかった。

 

勝ち点別平均スタートタイミング

では、もう少し細かく、勝ち点別に平均STを計算したらどうなるだろうか?

勝率別平均ST

勝率8765
平均ST0.1540.1610.1720.185
勝率4321
平均ST0.1970.1990.1990.204

※レース参加時における選手の全国勝率を小数点第1位で四捨五入して集計、0点・9点の選手はサンプル数が少ないため除外

 

勝率が4点を超えたあたりから、勝ち点が1点上がるごとに平均STが0.01ずつ下がっている。逆に、平均STを0.01縮めることができれば、全国勝率を1点上げることができる、と言い換えることができるのかも知れない。

一方、勝率4点台までの選手に、大きな平均STの差は見られなかった。大まかに言って、A級とB級は、勝率5点が分かれ目となっている。B級選手がA級を目指す場合、平均ST0.19を切れるかどうかが、一つの壁になっているようだ。

平均ST0.19を切れれば、A級が見えてくる?

 

まとめ

勝率8点台の選手の平均STは0.15。勝率1点台の選手の平均は0.20。その差、わずか0.05秒。人間の感覚では認識できないような、わずかな時間だ。

しかし、一流選手と三流選手、そんなわずかな時間で差がつくもののようだ。

 

使用データ

集計期間:2012年8月1日〜2015年8月30日

レース件数:162505レース ※不成立含む


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